親知らずのポイントと口腔外科で扱う病
口腔外科での治療には普段歯科医院での診察とは違い、口腔癌や唇顎口蓋裂などあまり耳にしないような病気の治療以外にも歯科治療において必要な抜歯の処置も含まれます。皆様がよくご存知の親知らずの抜歯について、当ページでご紹介させていただきます。
親知らずは抜歯が必要ですが、抜歯をする際の麻酔処置で痛みのないことなどは既にご存知のことと思います。ですが抜歯をした後のケアとしてどうするべきか、また親知らず自体抜かなくてはいけないのかそのまま放置しておいても良いのかの判断がつかず不安に感じている方も多いと思います。これらの判断基準を知るためにもぜひ参考になさってください。
この親知らず、抜歯の必要はあるの?
抜くか抜かないかの判断基準って
- 親知らずの為に手前の歯が押し出され、痛みと腫れが出てしまっている場合
- 親知らずが重度の虫歯に侵されている場合
- 親知らずのブラッシングが不十分な為に虫歯や歯周病を引き起こしている場合
- 日々の喫煙や飲酒・コーヒーやワインの摂取が多い方
- 噛み合わせ治療などを施しても、顎関節症のため改善が難しい場合
親知らず抜歯の手順
麻酔
- 歯茎に表面麻酔をします
- 歯茎の麻痺を感じたら麻酔注射をします
外科処置
- 親知らずが一部しか生えていない場合には歯茎の切開をして親知らずが出てくるようにします
- 親知らずを部分的に削ります
- 抜歯の実施
- 歯根が残っている場合には歯茎内部の歯根を取り除きます
確認と消毒
- レントゲン撮影をして取り残しがないかを確認します
- 削りカスなどが残らないよう丁寧に抜歯穴の洗浄します
- 切開した歯茎の切開部分を縫合します
抜糸
- 7~10日後に縫合した箇所の抜糸をします
安全性を追求した親知らずの抜歯
安心のオペを提供する経験豊富な医師
親知らずの抜歯は比較的簡単な手術だと思われていますが基本的には外科手術です。一歩間違えれば重大な事故を招きかねません。当院は安全で効果的なオペを実現いたします。
CT画像データで高精度な事前シミュレーションを実現
親知らずの抜歯には入念なシミュレーションが必要不可欠ですがそれを可能にするのがCT撮影です。CT画像データを用いることで顎の骨の厚みや神経、血管の位置などの通常のレントゲン撮影などではわからないことも正確に把握することができます。CT画像データを患者様と事前に共有することで安全性を追求した、透明性のある治療を心がけます。
親知らずの抜歯には当院の最先端治療を!
当院では最先端の治療と設備環境、また経験豊富な医師により、患者様の親知らず抜歯をスムーズで快適なものに実現することに尽力します。また治療中だけなく、術後の処置やアフターケアなどもトータル的にサポートさせていただきますので親知らずの抜歯はぜひ当院へお任せ下さい。